Hasso Camp

開催日:2026/03/19

「Hasso Camp in 鶴岡」開催レポート

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開催日: 2026年3月19日(木)
テーマ:ミライの仕事を考えよう

今回のHasso Campは東京・赤坂を飛び出し、山形県鶴岡市へお邪魔してきました。地元の高校生たちによるそれぞれの「自分の心を動かす正体」から「ミライの仕事・サービス」の多彩なアイデアが次々と生まれました。

レポート

2026年3月19日、山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所(以下、先端研) 鶴岡メタボロームキャンパスにて「Hasso Camp in 鶴岡」を開催しました。普段は東京・赤坂の本社を拠点に開催していますが、2024年4月に博報堂DYホールディングスが先端研と包括連携協定を結んだことを契機に、先端研との共催という形で東北地方での初開催が実現しました。

当日は、鶴岡市の3つの高校から1〜3年生の約40人が参加。プログラムの前半では先端研の荒川和晴所長による講演、後半は9つのチームに分かれて「ミライの仕事を考えよう」をテーマにしたワークショップを実施しました。
 

 
「心を動かす正体」を探るワークショップ
 
ワークショップでは、個人ワークとグループワークを混ぜながら進めていきます。まずは一人ひとりが「自分の心を動かすもの」を言語化し、その正体(原因・理由)を突き止め、そこから抽出した「好きの正体(アイデアの種)」をチーム内で持ち寄り、まだ世の中にないミライの仕事やサービスを構想。
個人の「好き」を否定せず、リスペクトを持って他のメンバーの種と合体・膨らませていくことで、ユニークで温かみのあるアイデアがあちこちで生まれていきました。
 
高校生の自由な発想から生まれた、多彩なミライのアイデア
 
ワークショップの最後に行われる各チームからの発表では、ユニークな新サービスが次々と飛び出しました。発表されたアイデアの数々から浮かび上がってきたのは、「ありのままを肯定し合える安心な居場所」と、「日常を抜け出し、形に残るワクワクする体験」の両方を未来に求めている、という共通のインサイトでした。
 
自分を全肯定してくれるアプリや、趣味の合う仲間と繋がる仮想空間といった「安心できる居場所」を求める想い。その一方で、VRによる深海体験や保護猫を助けるサバイバル旅といった「日常を越える体験」への憧れ。一見対照的にも見える「安心感」と「ワクワク」が共存していること。それこそが、彼らが構想した「ミライの仕事」の根底に流れる共通の想いであり、正解のない時代に新たなサービスを生み出すための足がかりなのかもしれません。
 
 
「多様性」と「リスペクト」が未来を創る
 
すべての発表を受け、先端研の荒川所長は「ハッとさせられるアイデアが多く、非常にワクワクしました」とコメント。新しいことを考える上で大切な2つの要素として、異なるバックグラウンドを持つ仲間と協働する「ダイバーシティ(多様性)」と、他者や自分の意見を否定せず可能性を信じる「リスペクト(尊敬)」の重要性を語り、「未来は批判と悲観からは生まれない。ぜひ周囲をリスペクトし、自分自身を信頼して未来に向けて取り組んでください」と高校生たちに向けてエールを送りました。
 
先端研 荒川所長
 「次世代を担う力に」――企業と研究機関、高校生による共創の1日
 
企業と研究機関、そして地域の高校生たちが一体となって未来を描いた今回の「Hasso Camp in 鶴岡」。自分の「好き」を深く掘り下げ、仲間と視点を持ち寄って新しい価値を生み出した体験をきっかけに、生徒たちにとって自らの手で未来を創り出すための大きな一歩となることを願っています。